ムリヤリ、立たされる体。 力がこもる腕。 あたしの腕ごと抱かれてて、身動きが取れない。 「あの男…関わらないほうがいい」 「…え?」 「他中の、一年」 大箸くんのこと? 聞こうと口を開いたら、耳に吹き掛けられる息。 「ひゃっ…」 「遥のこと、さらっていったあの男…あんまりいいヤツじゃねぇよ」