「また会いに来るから!」 それと一緒に届いた、大きな想い。 口パクの『愛してる』。 あたしも音にはしないで、『あたしもだよ』と伝えた。 悪魔は天使に早変わり。 天使が完全勝利した。 ―――――― ―――― 先生もあまり来ていない時間。 誰もいない教室のドアを開ける。 「…あ」 「え…」 誰もいない、はずだったのに。