「…っ」


あいつの腕の感じ、今でも覚えてる。


嫌な寒気。


怖い、いやだ。


アイツじゃないとダメ。


でも。


もう、あたしは汚れちゃったかもしれない。


元カレに抱きしめられて、キス…されかけた。


綺麗な大箸くんは、もう触っちゃいけない…。


混乱と、変なナンパのせいで

彼の曲を聴くことができなかった……。