「近くで見たほうが可愛いいね。 あ、もういかなきゃ。 じゃ、また…ね?」 「はい…。」 可愛いなんて…初めて言われた。 けれど、教室はとてもうるさくて、 今の会話なんて、 誰も聞いていなかった。 少しほっとした。