同居の秘密。【完】



東原千春の顔を見ると、ほんのり頬が赤に染まっていた。

こんなやつにこの世界に入れてしまったのが少し申し訳なくなる。



「…ごめん」

「え!?」


俺は親父の代わりに謝った。

親父は絶対に謝らないと思うから。

突然の謝罪に東原千春はビックリしている。


「変な事に巻き込んでしまって」

…まぁ、俺も女に謝るなんてしたことがないけど。


俺の謝罪に東原千春は目尻を下げながら


「もうしょうがないですよ…。私も承諾してしまったし…」

と、諦めたように呟いた。


「…今後の話だが、大丈夫だ」

「え…」