同居の秘密。【完】



「…私はその人と波留さんが幸せになってほしいです…」


本音だった。


だけど、私の言葉を聞いた瞬間波留さんは小さく笑った。


その行動に私は見ていることしか出来ない。



「そうしたいけどな…。その人はもうこの世の人じゃないんだ」


「……っえ」


「ママァ♪」


耳を疑うような事を聞いた時、梨理と翔君が出口から出てきた。


梨理はちょこちょこと走り、私の元へと駆け寄ってくる。