化粧を終え、身支度を済ませて洗面所からリビングへ戻ると、翔君が梨理を膝に乗せて絵本を読んであげていた。 その微笑ましい光景を私はちゃっかりカメラに収める。 …2人とも可愛い! 親馬鹿なのか翔君馬鹿なのかニヤケが止まらない私。 そんな私を見て翔君は目を細め不思議そうに私を見つめた。 …いけないいけない。 「ママァ!りりのかみのけ、かわいくしてぇ!」 翔君の膝からジャンプをして降り、私に走り寄ってくる梨理。