──────……… 珍しく早起きした梨理だったが、流石に早く起きすぎたのか、7時になる前に翔君の腕の中で寝てしまった。 梨理をベッドに置き、寝室のドアを閉めソファーに座る翔君。 梨理は仕事に行く翔君を見送りたいから早起きをしたらしいが、今日は翔君仕事休み。 …梨理に言うの忘れてた。 「梨理が早く起きるなんて珍しいな」 翔君は紅茶を飲みながら私に言う。 「仕事に行く翔君を見送りたいんだって。梨理が起きたらいつも居ないからって」 私は水で濡れた手をエプロンで拭きながら言った。