───夜のネオン街。


人1人入るくらいの隙間を作るくらい気まずい人物が俺の隣に座っている。


真島が運転する車に乗る俺と、親父。


何故か親父と2人で飲むことになり、今はその店に向かっている途中。


この提案をしたのは千春。


正直、断りたかったが、千春のキラキラした瞳を見たらそんなこと吹っ飛び、親父の元に歩いてた。


…惚れた弱みというやつか。