今すぐにでもドアを開けてすぅちゃんに抱き付きたい。 ──ごめんねって言いたい。 「もう物心ついたときからお金持ちってか財閥が嫌いだった。…千春にはそんな思いをしてほしくなくて──……」 ──やっぱりそうか。 すぅちゃんは私の事を心配してくれていて、あんな冷たい言葉や態度をしたんだ。 約束の事を思い出させたのも、私をこの世界に入れさせない為だったんだ…。