部屋の掃除も済ませ、ゆっくりしようとしたのもつかの間、すぅちゃんがいつもの格好で家に入ってきた。 いつもはインターフォンを鳴らすのに、今日は鳴らしもせず平然と中に来た。 私と翔君はすぅちゃんの姿を見た瞬間同時に立ち上がる。 「す、すぅちゃん!」 いきなりリビングのドアが開いたからビックリしてどもってしまった。 いつもなら『千春』と優しい声で私の名前を呼んでくれるのに今日は冷たい瞳をしながら私と翔君を見つめている。