同居の秘密。【完】



──この時思った。

楓は今まで出逢ってきた女達と違うってことが。


その瞬間、俺の中の何かが変わった。

楓に対する感情が─…。




それから週に1回は楓と会い、街を歩いたり、家でゲームをしたり、まるで子どもの頃に戻ったかのように遊んだ。


楓と遊ぶようになってからは、前まで遊びが酷かった女達と絡むのも止めるようになった。


いつの間にか俺は楓に惹かれていたんだ…。