「女なんて腐るほど居る。幸いにも俺は外に出ていいらしいからそこら辺の女に身籠らせてくるよ。金目当てで寄ってくる女なんか沢山居る」 そう言う翔さんの目は、何も信じてない、そんな目だった。 あまりにも冷たい言葉に私は立ち上がった。 「ダメだよ!」 「…は?」 「他の人に身籠らせるって…、そんな愛がなく産まれてくる子どもが可哀想だよ!」 「じゃあお前が産むのか?」 「…私は産むつもりはないです…」 「……あんたも金目当てか」 「え?」 翔さんが私を見る目は冷たく、私を硬直させた。