7時頃、家に着き、千春に出迎えてもらった。 他から見たら夫婦のように見えるのか、俺達。 なんて千春の後ろ姿を見て思う。 「今日はね~、翔君が好きな和食にしました!」 千春は『ジャーン♪』と効果音をつけ、テーブルの前で手を広げて俺に言った。 テーブルに近づくと、魚や味噌汁など和食が置いてある。 アメリカに居ることが多かった俺は千春との生活で和食にハマってしまった。 特に千春の作る和食に。