「あのね…っ」


だけど、いざ話すとなったら恥ずかしくて口を開けない。


そんな私にすぅちゃんはもどかしいのか、顔を近付けてくる。


「何!?早く言ってよ~」


口を尖らせながらすぅちゃんは呟く。


私は決意し、口を開いた。



「あの…、私、翔君のこと…好きになっちゃいました…」


言った途端に恥ずかしさが体全体を駆け巡る。


…顔が熱いよ~。

頬を押さえ、必死に熱を冷やしていると、次はすぅちゃんが口を開いた。