同居の秘密。【完】



しばらく人気のない道を歩くと、小さなカフェが見えてきた。


こんな外れの方にあるのに、お洒落で可愛い。


一瞬で気に入ってしまった。


「可愛い!」

「ここは、いつも俺が日本に帰ってきたときに必ず行く穴場なんだ」


そう言いながら翔君はカフェのドアを開けた。


可愛らしい鈴の音が店内に響き渡る。


中はあまり広くはないが、凄く落ち着く雰囲気が漂っていた。


カントリーで中まで可愛い。