──────付き人──────



「…ハァ、暇」


翔君の一緒に寝よう事件?から数日後、私はリビングで暇な時間を送っていた。


この広い部屋の中ですることは何もない。

掃除も洗濯もすべて終わらせた。


ぐったりとテーブルにうなだれる。


もう少しで夢の中へ入ろうとした時、突然、部屋にチャイム音が鳴り響いた。


あまりにも突然過ぎて肩がビクッと跳ねる。


…お客さん!?