口にホットミルクを運ぶと、口に広がる甘い液体。


匂いは大丈夫だったが流石に口に入れるとキツい。


だが、千春と話している内にその甘さも消えていった。


千春の笑顔を見てるとなんだか昔に戻った感覚に襲われる。


母さんと千春を重ねているのだろうか。

だけど、今までは女はウザイ生き物としか見ていなかった。


何故千春だけに?



俺にはまだわからなかった─…。