「…慎ちゃん」



『ん??どうした??』



「今日、慎ちゃんの家行っていい??」



『いいけど…何しに??』



「ほんと??あのね…私の家でもいいんだけど……その…数学教えてほしいの…駄目??」



『数学??あぁ、いいぜ…晴、数学苦手だもんな』



「うん…ありがと…」