天神学園高等部の奇怪な面々

ソフィアが危ない。

黒服に足蹴にされたままのシーは、直感的に行動に移った。

隙を突いて足の下から脱出し、猫ならではの俊敏な動きでその場から脱出する!

「!」

素早く背広の内側に手を入れる黒服。

しかし。

「Stop it.(止せ)」

もう一人の黒服が制した。

「The collar was obtained. That cat is already unnecessary.
Causing all the buzz any further here is unpalatable. (首輪は入手した。あの猫はもう必要ない。これ以上ここで騒ぎを起こすのはまずい)」

「……」

内ポケットから手を引き抜いた黒服は、地面に横たわったソフィアに視線を向ける。

「What does this woman do?(この女はどうする?)」

…問いかけられ、もう一人もソフィアを一瞥した。

「It takes and it returns. When the witness is left, it is troublesome. (連れ帰る。目撃者を残すと面倒だ)」