天神学園高等部の奇怪な面々

三つ数え終わって。

「がはっ!」

一気に間合いを詰めてきた黒服が、ソフィアの腹に拳を叩き込む!

華奢なソフィアに遠慮も容赦もない一撃。

その衝撃に耐え切れず、ソフィアは気を失って崩れ落ちる。

その拍子に。

「?」

彼女の手から貴重品ポーチが落ちた。

更にはポーチの中からシーの首輪がこぼれ出す。

「It is a bad Miss. Did you conceal it in such a place?(悪いお嬢さんだ。こんな所に隠していたか)」

言葉とは裏腹に相変わらずの無表情のまま、黒服は首輪を拾い上げた。