天神学園高等部の奇怪な面々

顔色一つ変えずにソフィアを見る黒服達。

焦っている様子はない。

天神学園の部外者である自分達が、ここで騒ぎを起こせば面倒な事になる。

彼らとてその程度は理解しているだろう。

そういう時、彼らのとる行動は一つ。

彼らは逃げない。

むしろ目撃者の方を『黙らせる』のだ。

ジリ、と。

上等な革靴の爪先がソフィアの方に向けられる。

「…!」

彼女もすぐに察知した。

こいつらは全く恐れをなしていない。

むしろ私を排除する気だと。