天神学園高等部の奇怪な面々

うにゃあ!とか、ふぎゃあ!とか。

片手でぶら下げられたまま、シーがジタバタと暴れている。

だが黒服二人組はそれを意に介する様子もない。

「How do you do?Is it looked for the collar?(どうする?首輪を探すか?)」

「Because the intended purpose is that collar(ああ…本来の目的はあの首輪だからな)」

そんな会話を交わす二人の言葉を、ソフィアは物陰で聞いていた。

語学堪能な彼女の事だ。

英語での日常会話くらい簡単に理解できる。

あの黒服二人の顔立ちから、彼らがアメリカ人らしい事も即座に判断できた。

(でも彼らは何故シー先輩を?先輩の首輪に何の目的があるのかしら?)

思考を巡らせるソフィア。

彼女は知らない。

シーが犯罪組織に狙われている事を…。