天神学園高等部の奇怪な面々

そんな啓太に黒服達が気を取られている隙に、建物に近づく二つの影があった。

ドラグノフ狙撃銃を手にしたアリスカと、人間の姿になったシー。

二人は黒服達からは見えない死角から、様子を窺っている。

…ソフィアが囚われているのは3階。

今から侵入して3階まで上がっていては時間がかかる。

「シー先輩、それじゃあお願いできる?」

目配せするアリスカに、シーはコクンと頷いた。