『じゃ詳しいことは後日ね』


そう言う先生に
私と千晴は丁寧にお辞儀をしてその場を後にした。





先生が見えない廊下まできたところで…


《きゃ――――…!!!》


千晴と抱き合って喜んだ。


廊下だから小声で叫ぶ(笑)


飛び跳ねる私と
足をバタバタさせる千晴。


『どうしよう…全然先生の目、見れなかったんだけど!』


興奮しながら、
今さら緊張で手が少し震える。


『琴ちゃんめっちゃ、ちゃんとしてたよ!先生と良い感じやった!』


『ほんとぉ?』


『うんうんっ!てか、ほんまにマネージャーなっちゃってんな…っ』


千晴と私は目を合わせる。


お互いニヤニヤが収まらない…



《きゃ――――…!》


また小声で2人で叫んだ。



どうしよう…

夢みたいだよ…



先生が好きすぎて…

どうしよう―…