それから優斗の気持ちも
聞けないまま1ヶ月―。


いつものように
メールや電話を
続けていた。

:優斗

(もしもし~
香南さぁ今度の土日
暇かなあ?)

土日って舞湖が地元
帰る日?

(香南も安東と一緒に
帰ってきなよ♪
俺ん家泊まりおいで)


―え?


香南は優斗の彼女
じゃないのにって
分かってるんだけど

(うん。..
舞湖と行くね)


土曜日の夜優斗に
会いに行く事になった。