「幼なじみだから…」
「幼なじみだからって凌様と登校して来るなんてずるいと思います!」
ギロッと千乃を睨みながら言う一人の女子。
そんなの知るかよ!
「そんなこと言われても…
しかも、千乃は俺にとって大切な存在なんだ!
それに俺は、千乃のことを守らないといけないんだ!」
俺は、中学の頃、千乃を泣かしたことがある。
理由は、俺のファンが千乃のことを呼び出して虐めたから。
俺が見た時には、千乃はボロボロだった。
俺は、あの時自分を責めた。
もう少し早く来てれば千乃は、あんなにボロボロにならなかったのにと…。
そして、俺は誓ったんだ。
俺が千乃を守るって!
もう、千乃には悲しい思いをしてもらいたくないから…。

