「こんなくそ暑い日によく抱き合えるな!」 自転車を駐輪場に置いて戻ってきた凌ちゃんがそう言った。 たしかに暑苦しいのは暑苦しいけどさ…。 玲ちゃんにそんなこと言えるわけないじゃん! あの目力が怖い…。 「いいじゃなーい!あたし達のあいさつなんだから! ねぇー千乃?」 「ねぇー」 一応、話は合わせた。 「ふーん…女ってわかんね…」 と言ってから先に校舎に入って行った。 て、おいて行かないでよー! 酷いな…。