「まずは幹部達を集めるか、十六夜隊長達を呼んできてくれ」

「はっ」

返事をして兄様が部屋をでる。

「…十六夜、座れるか?」

「あっ…すみません。ちょっと難しいです」

さっき起き上がれなかったし…

「…このまま座るが構わないか?」

「すみません、お手数おかけします…」

「…気にするな。」

斎藤さんと私の会話を聞いて副長さんがニヤニヤとしている。