気持ちをかき消して、俺は食卓にご飯を並べた。 もちろん三人分。 つばさを呼んで、2人は向かいに座った。 「 「いただきます」」 そう言ったあと、響くのはお箸が食器に当たる音だけ。 どちらとも言葉を発しない。 なんだか重い空気。 俺は、警察に言われた事をつばさに言うべきか悩んでいた。