「帝都くん…」



つばさは俺をゆっくりとおばさんから離した。



「あたし、救急車呼んでくるっ!」

そして携帯を片手に部屋を出た。



「…な…んで…こんなことに…」


身体の力が抜けて俺はその場にヘナヘナと座り込んだ。




認めたくない。
急な展開に頭が追いつかない。



それにさっきから…



なんだろう、

頭がボーっとする…。
なんだか眠くなる…でも…





「!!」




そこまで考えてハッとした。