しーん…と静まり返る教室。






それからまばらに、
後から大きく拍手が起こった。



ひとまず安心。




「席は一番後ろの城田さんの横よ。
城田さん、塚原くんに色々教えてあげてね」



「わかりました!」

城田と呼ばれた女の子は、快く返事をした。




俺が席に着くと、周りの席の人がチラチラ俺を見る。



1人の女の子が

「よろしくね」

と、笑顔を向けた。




そして、次々と教科書を広げ始める。


今から授業らしい。






ってか…
今、気づいたんだけどさ…