ある学校の昼休み サラが私のところに来た。 「ジュンってさ~好きな人いるのお??」 「えっっ!!!…」 一瞬とまどった。 ずっと他人の悪口ばかり言っていたから 恋愛とか全然きにしてなかった。 でも、いない。って答えるのは 変なプライドが許さなかった。 だから 「うーん。 大野とかいいんじゃない?」 本当はそんなこと思ってない。 「えーーー!!マジ!?ウケルわぁ~」 は? オマエ、ホンキデイッテンノカ? かちんときた。腹が立った。 でも心を鬼にして、言わないでおいた。