「う〜ん……あれだね…」



小川はまだ言っている。




そのせいか、2人は黙ってしまった。





5秒ほど沈黙が続く……







すると、里彩の方から話を切り出してきた。





「それで、お前はどう思う??」





「どう」とは、里彩は里の事について言ったのだが鈍感な小川は、






「いやっ、だからあれはいりえないって!!」






「その話じゃなくて!!周平と里ちゃんの話だよ!!まだ誰にも言ってないよね!!」





里彩は不覚にも鈍感な小川にイラっとしたのか、大きな声で言ってしまった。







それを聞き付けて、ロッカールームから招かざる客が来てしまった……