こうして試合は終わり、葉木中は準優勝し見事県大会に駒を進めた。
そして吹奏楽部も初めての野球の応援が終わり、しかもそれで県大会に行ったのでみんな笑顔だった。
当然その笑顔の中には里もいて、すごく嬉しそうだった。
それを見て松口は、自分は試合に出ていないが、野球部が里を笑顔にさせてるのが嬉しかった。
そしてまたもやニヤニヤし始めた。
他の野球部の人はみんな引き返しているのにも気付かずに。
そして一人でニヤニヤしていた松口に誰かの声がとんできた。
「周平君、もうみんな行っちゃったょ。」
里が松口に話しかけた最初の言葉だった。
そして吹奏楽部も初めての野球の応援が終わり、しかもそれで県大会に行ったのでみんな笑顔だった。
当然その笑顔の中には里もいて、すごく嬉しそうだった。
それを見て松口は、自分は試合に出ていないが、野球部が里を笑顔にさせてるのが嬉しかった。
そしてまたもやニヤニヤし始めた。
他の野球部の人はみんな引き返しているのにも気付かずに。
そして一人でニヤニヤしていた松口に誰かの声がとんできた。
「周平君、もうみんな行っちゃったょ。」
里が松口に話しかけた最初の言葉だった。
