『なに?軽蔑でもしたの』


「もう勝手にしろよ」


なんで呆れられなきゃいけないのさ




『ねぇ、なんで連が怒んの?』


「…」



でました

お得意の無視ね



『…もういい、遅刻するから行く!』



なにさ、連の馬鹿


あほ どじ まぬけ


もう口聞いてやんないから


―――――――



…今何時間目?



だいぶ寝た…



「あ、花梨はよ」


『おはよう―…あれ、あたしの隣って啓太だっけ?』


たしか
別の人だった気が…