がばっっ

へ!!??
あれ??
わたし・・・いま
れんに抱きしめられてる!!??


「ちょちょちょ!れん!?」

「・・・んで」

「ぇ?」

「なんで・・・だよっ

誰だよ、そいつ!
俺がそいつの事ぶっ殺してやる



りんをとられる前に・・・!」


え?
これは夢かな?

涙が出そう。



「ふぇえええ」

「え!?りん!!??
俺そんなきつく抱きしめてた?

ごめん」

れんはそう言ってわたしの体を離した。
わたしは咄嗟にこう言った。

「やっ 離さないでよぉ・・・」


「りん?な、どーした!?」


もう、我慢できない。

「れん・・・あのね」