心を閉ざし続けた
微笑みと人間に別れを告げた日

お前は鬼だった
心臓を抜かれそうになった
子宮の中で オレを除外する叫びが聞こえた


幻聴で踏みとどまる 過去の台詞に苦しむ
涙は血に滲んで 背中が冷たい
そう そこには死が背中合わせになっているから


もしこの世に 法律がなかったら
殺意をそのまま表していただろう

お前を殺して返り血を浴びたとしても
汚いとも思わず 後悔もしなかっただろう

幼いあの日々に 誰かが自殺を教えてくれていたら
賢かったあの子は きっと死んでいただろう


記憶を闇に封印出来なくて
生きる意味を探し続ける

苦しみながら生きても
苦しみの中に君はいるの?

きっと君はいないよ
なぜなら 人間は他人の苦しみに無関心だからだ
自分の苦しみを愛し 可愛がってほしくてたまらないのだ


綺麗事も正当化した言葉もいらない
オレが欲しいのは どんなことがあっても
最後までつるめるヤツだけ


オレはお前を信じない
信じる努力より 拒絶が飛び出てくる
人の裏側が恐ろしくて誰も信じられない
お前の微笑みは恐れでしかない

過去の記憶を忘れる事が出来ないから 
止まったままの時代(トキ)の中を彷徨い続ける


行き先も 何処にもない
残酷な世界の中で
歪んでいる世界を見た
幼い瞳から零れた涙で絵の具を溶かし
引き裂いたキャンバスに モノクロの夢を描く