君の手はやっぱり小さくて、


あたたかくて、


壊してしまいそうだったけど、


君はしっかりと僕の手を握っていて、


僕の少し前を歩いた。


少し見えた横顔が、


夕日みたいに赤くて、


僕はすごくうれしくなったんだ。