ってさっきと目付きが違う!!


怖すぎる……。


「俺様の言う事が聞けへんのか?送ったるって言ってるやろ?」


ここは、言う事を聞いておくべきだ…よね?


「じゃ、お願いしてもいい?」


「最初っから、そう言っとけ。」


何?この俺様発言!!


まぢ、ないわ……


なんか、電話してる。


[おい、上田今日は迎えこんでいい。歩いて帰る。]


[わかりました。気をつけて帰って下さい。王子ぼっちゃま。]


何?今の会話?!


どこの人?


「おい、帰るぞ。」


「大丈夫なの?電話の相手が困ってるように思えたけど?」


「お前は気にするな。」


「さっきから、おいとかお前しか呼んでないじゃん。天野 姫と言う名前があるの!」

「天野姫?プッ、変な名前……まぁ、いい。ところで、姫今日から俺様の彼女な?」


はぁ?意味分かんない。


「バカぢゃない?誰があんたの彼女になるか」


「ふーん。そんな事言うんだ。姫の家がどうなっても俺は、知っらね……」


どうゆうこと……?


「俺様を誰だと思ってるんだ?大城財閥の跡取りだ。」


うそ……。あいつがそんなやつとは、思ってなかった。


「どうするんだ?俺様と付き合う?それとも家がなくなる?親の会社も潰れるね?」


なんなの?究極の選択じゃん。


もう、知らない。


「付き合えばいいんでしょ?」


「なんだ?その言い方…。付き合って下さいだろ?」


もう、どうにもなれッ!!


「私と付き合って下さい。」


「よろしい。俺の性格と格好ばらすなよ」


えー、璃南に言おうと思ったのに……。


「じゃ、私の格好もばらさないでね?」


「たぶんな?お前がいらん事しないかぎり」