土手の道に立ってこちらをじっと見ている。 目尻にシワを寄せ優しく笑う涼平は階段をゆっくりと降りてきた。 『さっき試合見てたでしょ?』 「うん。見てたけど…」 あなたを見に行ってたわけじゃないし… どんな顔で話していいかわからない