ねえ、約束したよね?


俺は優良から絶対離れねえ!って言ってくれたよね?


約束は、破るためぢゃなくて守るためにあるんだよ…?



わけが分からなくなったあたしは、外に飛び出した。




気がついたら、マンションの屋上に立っていた。

死ぬ勇気なんかないくせに…


コツコツコツ…ギイー

屋上のドアが開いて誰かが入ってきた。



「お前、馬鹿だな」