「早く行かないと小沢くん帰っちゃうよ?」 「歌穂、止めないの?」 「ユズに何を言っても無駄って言ったでしょう…」 歌穂はもう一度溜め息をついた後、 「その代わり、何かあったらスグ連絡頂戴ね。」 「うん。分かってるよぉ」 「じゃね、頑張れー☆」 それだけ言い残すと歌穂は教室を出ていった……