「はぁ……」 と、歌穂は溜め息を漏らす…… 「歌穂?」 「もう……ユズには、何度言っても無駄みたいだね。まぁ、諦めが悪いのは前からだけど。」 そう言ってニコッと笑った。 「えっへん!でしょでしょー☆」 「そうやってスグ調子に乗るんだからー」 「えへへ……」