やっぱり……本当は優しい人なんだ、小沢くんは。
「小沢くん…………ありがとぅ…………」
「……ぃ……おい!!お前、眠いのかょ………」
そこで、あたしの記憶は途切れた。
―――――――――――
「ふぁ〜………あれ?ここ、どこ?」
目が覚めると、もう6時になっていた。
「お前、熟睡しすぎ。」
目の前には……小沢くん…!?
「えぇぇぇぇえ!!ど、どうして小沢くんが?あたしどうして?」
「お前、マジ寝してただろ。」
あ、思い出したっ!!
あたし、寝ちゃったんだ。
それも、あの小沢くんの隣で……
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