『かっちゃん、結婚してて妻子持ちだぞ。でも、離婚したがってるんだ。』 『離婚したがってるのにデート?』 『愛人だよ』 すごくショックだった。 誰かに心をわしずかみにされてる気分になった。 好きになりたての私。 そんな事言えるわけがない。 その時、大崎さんが口を開いた。 『かっちゃんだけは止めとけ』