「未緒、俺はちゃんと女として意識してるって言ったよな?」

一応、確認。
なんでそういう言葉出てきたのがわからなった


「…うん」


俺、女心わかんねぇ


「じゃあなんで・・・」
そう言ったら、未緒は――――



「亮がっ!」
また泣きそうな顔をする未緒。

「俺がなに?」

「悲しそうな顔するからぁ・・・うぇ・・グスッ」
あぁ・・・もう


可愛過ぎ。


「でも亮は何もしない。あたしがそう信じてるから」
なんかすげえこと笑顔でコイツ言ったぞ?


「…はぁ…理性、保てれるかなぁ」
片思い中のやつと添い寝する男ってどうよ?

頑張れ俺。


俺は未緒の手を掴んだ。
自分で言ったくせに顔真っ赤

「ほら、寝るんだろ」


「う、うん」

ドキドキしてる。
心臓おかしくなる


俺は、未緒と距離をとった。
そして寝たふり。


目開けたら未緒が見えるから目つぶってないと・・・おかしくなる


でも・・・
未緒がスーッスーッと寝息立ててから
俺は、未緒をずっと見つめていた。








「未緒、好きだ」

寝てから言っちゃう俺はどうなんだろう






亮sid終わり