オタク×ホスト


二人で外食ははじめてで亮がなに食べるのか気になって
メニュー表みてる亮を
チラチラチラチラ…


「なんだよ」

…。
なんだよって言われてもなー


「別に」
沢〇エリカ風に言ってみた


「んじゃあこっちみんな」
そんな怒んなくたっていいじゃんか
たしかに見てたよ?

でも、そんな言わなくたっていいじゃんか



馬鹿が



「食わねぇのかよ」
「食うよ」

あーくそ

「じゃあ速く決めろよ」
「今から決めんの」

イライラしてくる

「何してたんだよ」

ムカつく
うるさい


「もうっ!なんなのよ!今から決める言ってるじゃんか」

あぁ…
今日のデートは失敗だ


「は?」
わかんない。
わかんないけど口が言ってる


あたしそんな言うつもりじゃなかった
いや、あった?


なんなのよ
わけわかんない


「あたしオムライス」
メニュー表をみてあたしは適当に選んだ


「はぁ…」
亮のため息。
あたしといると楽しくない?

たしかにこんな彼女いたらめんどくさい
いや、実際ここにいるけどさ…





「見んのがいけないんじゃねぇんだ…」


…ん?


「未緒に見られるとどうすればいいかわからなくなる」


亮が少し小さな声で話しているけれど
あたしにはとても大きく心に響いた


「うん…」
本当はあたしが謝らなきゃいけないのに


それを言えないあたし



「だから、そんな拗ねんな」




拗ねてねーよ