オタク×ホスト

教えてくれてもいいじゃん
だって、あたしファンだって言ったし・・・

教えてくれもよかったじゃん!


「ずっと好きだったって言ってたから…言えなかった」


え?


「未緒をとられるんじゃないかって思うとムカつく」

そう言ってる亮の顔は
とても辛いって
とても悲しいって


顔だった。



だって久しぶりに会った兄弟だよ?
あたしは・・・


「好きって言っても本が好きなんだよ?その人が好きとかじゃ
ないから・・・あたしは亮が好きだから」

たしかに遊麻先生の作品は好きだよ
でも、それは作品として。
あたしが人として
男の人として好きなのは亮。



だって、作品知ってても
遊麻先生のことは知らないから
だから・・・
「そんな顔しないで?」

そんな顔見たら辛くなるよ
胸が苦しくなるよ


これは好きだから?
それとも、嬉しい気持ちで?


わかんない。
分かんないけど、そんな顔みたくない。



「あぁ」
その一言と、抱きしめるという
表現をあたしにしてくれた。













やっぱり、デートっていいね