「また美羽を泣かせないでね!」 夏目はそう一言いうと友達の方へ戻って行った。 「はぁー・・・悠太、よくあんな女と付き合えるな。」 「ん?あーゆうとこが好きなんだよ。ハッキリものを言うとこ。」 にこーッと偽りのない笑顔で答える悠太。マジで好きなんだなぁと思う、 「先生がくる前に行って1校時さーぼろっと。」 腰掛けていた机から降りて俺は保健室へ向かった。